きっと最後のラブレター
2018年11月30日。
わたしがだいすきでだいすきでどうしようもなかったアイドルグループが、メンバー全員での退所を発表しました。
わたしはこの日22時まで仕事をしていたので、ほかの人よりも事態を把握したのが遅く、好きなアイドルがあと1時間半ほどでアイドルを辞めるという事実をただただ呆然と受け入れるしかなかったと記憶しています。
「長い戦いが終わった」と、本当に、そう思ってしまいました。
2017年は彼らにとって仕事に恵まれた年でした。映画も舞台も単独ライブも、2017年に撮影されたもの、公演されたものがほとんどです。そんな2017年を過ごしてしまったから、2018年への期待がどうしても大きくなってしまって、その振り幅があまりにも残酷なほどでした。彼らを好きな人たちがこぞって事務所へ要望ハガキを送ったり声を出したりしている姿を見ながら、そんな状況に追い込まれた現実にただただ悲しがっていたわたしがいました。
2018年3月のジャニーズJr.祭りでの単独公演にて「こんな形で」横浜アリーナにグループで立っている、と言った最年長の彼の言葉が、今でも鮮明に思い出せます。この頃の彼らはほかのジュニアとは明らかに違う扱いをされていて、仕事も激減しました。悪い噂もそこらじゅうから聞こえていたし、耳を塞いでも無駄なほどでした。契約書にサインしなかっただとか、事務所に逆らっただとかいろいろと言われていたけど、もうそんなのどうでもよくて、いつになったらまたちゃんと仕事をさせてもらえるのかそればかりが心配でした。
ジャニーズじゃない彼らを好きでいる自信があるかと問われると、よくわからないのが本音です。わたしはこのグループからジャニーズオタクになったわけではないし、デビュー組に好きなアイドルがいます。だからジャニーズというブランドが好きで、その中にいる彼らが好きだったのかもという思いは今でもあります。
でも彼らが下した決断は間違ってないと思います。このまま飼い殺されるよりも外に出て好きに生きたほうがきっとずっと幸せになれるはずだから。
わたしは常に夢を見せてくれる彼らが大好きでした。
今までたくさんのコンサートに行ったけど、いちばん熱くて幸せだったのはやっぱり彼らの作り出すコンサートです。どんな言葉を使っても足りないくらい、ほんとうに彼らの作品がだいすきでした。
まだまだ、その熱に触れていたかった。
まだまだ、彼らと夢を追っていたかった。
そんな道半ばで彼らは事務所を辞める決断をしました。
どこかでひょっこり出てきてアイドルとして7人一緒にいてくれたら、とどうしても思ってしまっている自分がいます。でも、この決断を悔いない人生を7人に歩んでもらえたら、それだけできっと幸せなんだと思います。
わたしのジャニーズジュニアのオタク人生はここで一区切りです。
いろいろな子が好きだけど、やっぱり長妻くんありきのジュニア担なんだとここ1ヶ月で痛感しているので。なんだかんだやっぱり長妻くんじゃないとだめなんだなあ、わたしは。
素敵なグループに、素敵な人に、素敵なアイドルに出会えました。
2年と少し、応援できてうれしかったです。ほんとうに楽しかったです。
楽しくてキラキラで眩しい青春をくれてありがとう。
みんなはわたしの青春でした。
Love-tuneの7人の今後の未来に幸あれ!!!!!
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